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【現役SEの本音】文系でもシステムエンジニアとして活躍できる3つの理由

2020年9月3日

文系でも大丈夫

今回は、文系出身者でもシステムエンジニアになれるの?と疑問を感じている方に業界24年の現役SEが本音を語ります。

学生
文系でもIT業界大丈夫かな?理系の方が有利じゃないの?有利な学部あるの?何か、入社前にやっておくことはあるかな

このような疑問にサクッと答えまっせ〜。
SE

ポイント

✔︎本記事の内容
1.文系でもシステムエンジニアとして活躍できる3つの理由
2.昇進、給与における文系、理系での違いについて
3.【独断と偏見で選ぶ】システムエンジニアで活躍している学部
4.入社前にこれだけはやっておきたい3つのこと

この記事を書いている僕は、
現在でもSEで仕事をしており、大学での面接講師経験があり、過去1000人以上採用面接や新入社員教育担当として様々な経験をしています。

こういった僕が解説していきます。

1.文系でもシステムエンジニアとして活躍できる3つの理由

結論、文系出身者でも活躍できます!

理由は3つあります。

文系出身者が活躍できる3つの理由

理由①:文系でも活躍できる業務があるから
理由②:文系のスキルが生かせるから
理由③:誰でも最初は知識ゼロだから

それぞれ説明します。

理由①:文系でも活躍できる業務があるから

以前のブログ(知識ゼロでもシステムエンジニアは採用される5つの理由)でも説明しましたが、

プログラミングのテスター、マニュアルが充実している運用のオペレーション業務、コールセンターなどの経験がなくても出来る業務があるからです。そこから先輩に教わりながら業務を習得することができるからです。

理由②:文系のスキルが生かせるから

文系の方が持っているスキルとは何でしょうか。文系出身の方は総じてコミュニケーションスキルが高い人が多いです。もちろん、理系出身の方でもコミュニケーションスキルが高い人も多いのですが。私が考えるに理系出身の方は、3年、4年生になると実験室に閉じこもり黙々と実験、研究することが多いからでしょうかね。とにかく、私たちの業界だけではないと思いますが、コミュニケーションスキルがあれば、まあ何とかなります。色々な人が助けてくれますから。

理由③:誰でも最初は知識ゼロだから

当たり前の話ですが、誰でも最初は知識ゼロからスタートします。実際に私も文学部教育学科で知識ゼロでしたが、周囲の人に助けられ何とか24年やっていけました。割と周囲の人も文系が多く、自社では社員が約300人くらいいますが、約半数の150人は文系でしたよ。

学生
そうは言っても、理系じゃないと即戦力にならないから不利なんじゃないの?
・・・と考える文系の方もいるとは思いますが、全く問題ないっす。なぜなら、理系だろうと文系だろうと新入社員に即戦力を求めないよ。また、最近は新卒の社員には、しっかり研修している会社も多いね。みっちり3ヶ月くらいの研修期間を設けている会社もあるよ〜。
SE

2.昇進、給与における文系、理系での違いについて

基本的に違いはないですね。

理由としては、先ほどの説明した通り、新卒は即戦力ではなく、育成期間として考えているからです。会社も、入社して数年間は基本的に差をつけません。なぜなら、差をつける程の仕事ではないからです。まずは、雑務や作業量をこなして、色々な業務を経験してもらいます。1年目は経験して2年目は自分なりに工夫して3年目で教えることができるようになって周囲からやっと、1人前と認められます。ざっくり3年間は、待遇面で差はでないと思います。それがいいか悪いかは別の話ですが。。。そして4年目以降から少しずつ変わってくるとは思います。会社の規模によっても違いますけど。1年目ならまだしも、4年目以降では学部なんて忘れています。その人の努力や仕事に対する評価によって昇進や給与等の待遇面は少しずつ変わってきます。

3.【独断と偏見で選ぶ】システムエンジニアで活躍している学部

そうは言っても、有利な学部ってあるんでしょ?と思う方もいます。そこで、これは僕の独断と偏見でシステムエンジニアで活躍している学部を考えました。あくまでも、私の周りでということで。

・情報系学部

・建築系学部

・法律系学部

以上の学部出身者が活躍していますね。

情報系は文字通り、プログラミングやコンピュータの基礎知識を学習する各部ですね。持っている知識は仕事に役立つことはあります。

建築系、法律系については、ロジックを積み立てて考えていく思考回路を持っている学生が多いから活躍できている気がします。あくまでも参考までにということで。

4.入社前にこれだけはやっておきたい3つのこと

SE
今回は、これが一番大事かも。
学生
なぜですか?
SE
ぶっちゃけ、学部よりもこれから言うことの方が大事だから。現場のエンジニアとしては、以下の3つを経験してくれてると助かる。なぜなら、基本的なことは説明しなくても大丈夫だから、現場的には楽。

ポイント

・アルバイト経験
・Microsoft Office操作
・プログラミング学習経験

まずはアルバイト経験があった方がいいですね。これは、システムエンジニアとしてというよりも社会人として、アルバイト経験が役に立つからです。お金をもらって働くことの意味や人間関係などが学べますね。

次にMicrosoft Office操作です。最近の学生は大丈夫だと思いますが、基本的な操作はできるようにしてください。特にExcelとWordは必須です。覚えるまでは不要ですが、ググって解決できるようにしておければOKです。

最後にプログラミング学習経験です。これは、文系、理系関係なく、一度学習してみることをお勧めします。ご自身のプログラミングの適性も分かるからです。しかも、無料や多少のお小遣いレベルでできる講義もあります。最近は自宅で講義できるので、効率的に学習できます。私も実際に使ったことがある下記2つのオンライン講座をお勧めします。

・ドットインストール

・Progate

ドットインストールは、動画で説明してくれます。progateは静止画ですが、ゲーム感覚で自分でもプログラミングをしながら学習できます。上記2つのプログラミングサイトは、初心者の方にお勧めです。

もう少し本格的にプログラミングを学習したいと思う方向けに別途、プログラミングスクール比較表を提示します。

私が就職活動している時代には、分厚い本しかなかったので、かなりの人たちが挫折していました。最近は、このような便利なサイトがあるので嬉しいですね。私の所に相談に来る学生には、もしIT業界に興味があるのであれば、上記サイトで一度プログラミングを経験することをお勧めしています。就職活動する際にも有利になるから、一石二鳥ですね。

 

 

 

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