今回はこういった疑問に答えます。
ポイント
✔︎本記事の内容
1.知識ゼロでもシステムエンジニアは採用される5つの理由
2.私がシステムエンジニアを採用面接する際の5つのチェック項目
業界経験は24年間。現場管理者、採用基準も作成するなど、採用責任者も経験しました。
大学でも面接講師を経験。約100社の人事担当者で勉強会も開催しました。
こういった僕が解説していきます。
1.知識ゼロでもシステムエンジニアは採用される5つの理由
結論として未経験者、知識ゼロでも全く問題ありません。
理由は5つあります。
理由①:誰でも最初は経験はないから
実際に私自身も未経験、知識ゼロでした。周囲のシステムエンジニアも、同様です。
理由②:会社は一定数は未経験者を採用するから
2.「私が未経験者や学生に対して採用面接する際の5つのチェック項目」で後述します
理由③:人手が不足しているから
2020年6月の東京労働局の資料を見ても、コロナの影響で下がっているとは言え、システムエンジニアの有効求人倍率は2.51です。全体の平均は1.10です。他の業種と比べても高い倍率なので、未だに求職者よりも求人数が多い状況です。
理由④:未経験者、知識ゼロでも出来る仕事があるから
プログラミングのテスター、マニュアルが充実している運用のオペレーション業務、コールセンターなどの経験がなくても出来る業務があります。
理由⑤:人材育成する体制、環境があるから
最近は、昔よりも人材育成出来る体制や環境を用意している会社も多いです。逆にそのような環境がある会社に入社してください。
ここまで読んだ方は、もしかすると「経験者や資格を持ったほうがいいのでは? ・・・」と思うかもです。
しかし問題ありません。
私も最初のうちは、会話についていけずに苦労しましたが、入社してから資格を取得したり、勉強したので大丈夫です。
なので繰り返しですが、未経験、知識ゼロで問題ありません。そのあたりについては、以前のブログ(システムエンジニアになるためには資格は必要?)にも書いているのでご覧ください。
2.私が未経験者や学生に対して採用面接する際の5つのチェック項目
ポイント
✔︎コミュニケーションが取れる人
✔︎継続して続けていることがある人
✔︎素直な人
✔︎自分で考え、行動できる人
✔︎IT業界で働く意欲がある人
✔︎コミュニケーションが取れる人
緊張しても全然いいので、相手の質問に対する回答が出来ているかを確認します。欲を言えば、シンプルに回答出来ると尚いいですね。意外に、これが出来る方が少ないです。仕事でも、質疑応答は必須だからです。
✔︎継続して続けていることがある人
ゲームでも何でもいいので、何か一つでも継続して努力したことがあるか、そしてそこから学んだことを確認します。これを確認する目的は、仕事を責任持って最後までやり遂げる資質を持っているか確認するためです。
✔︎素直な人
柔軟に考えられるか、プラス思考を持っている方かを確認します。
✔︎自分で考え、行動できる人
これも何でもいいので、過去の具体的な事実により判断します。その人なりの言葉で経験したことを通じ、自分がどう感じ、どう成長したか?を確認します。その人の姿勢、考え方を知り、入社後に活躍できるかを確認します。
✔︎IT業界で働く意欲がある人
働く動機や事前準備をしたかを確認します。業界や会社、職種についての調査状況から真剣かどうか。
いかがでしょうか。全くIT業界の経験や資格は入っていませんね。成長力を感じる方であれば、現状の知識がゼロでも問題ありません。
あまり難しく考えずに就活してください。
自分に合った会社は絶対にあると思います!