最近、コロナ下で仕事環境が激変しています。お客様先に常駐するシステムエンジニアも同様です。お客様先に常駐するシステムエンジニアを抱えている会社は9割を超えているので、どの企業も先が見えない中、不安を抱えながら経営しています。私の会社もお客様先に常駐してお客様システムを支援していましたが、お客様もテレワークが進んでおります。私も本来お客様先に常駐しているのですが、テレワーク(在宅勤務)をしている状況です。そこで、今回はお客様先に常駐するシステムエンジニアの2020年9月現在のテレワーク(在宅勤務)状況について話したいと思います。(2020年11月現在の状況は、最後に追記しています!)
そもそも在宅勤務ってどうなの?
客先常駐のシステムエンジニアの将来はどうなるの?
今回は、そのようなテレワーク(在宅勤務)の疑問にお答えしていく中で、実態と今後について説明したいと思います。
ポイント
1.【現役SEが解説】客先常駐のシステムエンジニアでもテレワーク(在宅勤務)できる仕事とテレワーク(在宅勤務)できない仕事がある
2.【現役SEが解説】テレワーク(在宅勤務)のメリット・デメリットを伝えます。
3.【現役SEが解説】テレワーク(在宅勤務)の1日の流れがわかります!
4.【現役SEが解説】テレワーク(在宅勤務)が主流になると客先に常駐することは無くなりますが、システムエンジニアの仕事は無くなりません。
最後に個人的な感想も話したいと思います!
それでは、順番に説明しますね!
1.【現役SEが解説】客先常駐のシステムエンジニアでもテレワーク(在宅勤務)できる仕事とテレワーク(在宅勤務)できない仕事がある
ぶっちゃけ、客先常駐するシステムエンジニアの仕事にも、2種類に分けられます。現場にいることが求められるか、求められないかです。
ちなみに私の独自調査では、システム開発業務のテレワーク(在宅勤務)割合は8割〜9割だが、システム保守運用業務のテレワーク(在宅勤務)割合は5割前後です。
(1)テレワーク(在宅勤務)ができる仕事
現場にいることが求められない仕事です。システムエンジニアの業務は、ほとんどテレワーク(在宅勤務)可能です。
①企画、要件定義、設計、製造業務
②コールセンターやヘルプデスク業務
③システム保守、運用業務でも遠隔操作できる業務
主に会議等で方針や問題を解決したり、資料作成、プログラミング等の製造、各種テスト、お客様からの問い合わせ対応については、ツールや設備等の環境が準備でき得れば自宅でも可能です。
(2)テレワーク(在宅勤務)ができない仕事
現場にいることが求められる物理的に対応する作業やセキュリティが厳しい業務は自宅で出来ません。
①データセンター(大量のコンピューターが設置されている環境)の管理業務
②インフラ工事業務(サーバーやネットワークケーブル設備の作業)
③システム保守、運用業務でも遠隔操作できない業務
・顧客データを操作する業務等(厳重なセキュリティが求められるので、監視カメラがあったり、複数名の作業が求められます)
・トラブル対応(24時間・365日監視センターで監視、対応業務に当たるからです)
2.【現役SEが解説】テレワーク(在宅勤務)のメリット・デメリットを伝えます
(1)メリット
①在宅勤務手当が出る。
会社によって異なります。私のところは、300円/日です。20日勤務で6000円くらいです。
②出退勤の時間が無くなること
片道1時間かかれば、往復2時間です。この時間がなくなるので、めっちゃ大きいです。個人的には一番大きいですね。
③満員電車に乗らなくていいこと
これも大きいですね。本当に通勤ストレスが無くなります。もう2度と満員電車に乗りたくないです。特に夏場は。。。
④業務に集中できる
これもかなり大きいですね。会社に出社していると、どうしても相談事や別業務の情報が入ってくるので、自分の仕事を途中で止めて対応することが出てきます。在宅になると、そのような雑音がなくなるので、自分の業務に集中できますね。
⑤昼食代、飲み会等のコストがなくなる
コロナの影響もありますが、外食をしなくなりましたね。従って、月に数万円の出費が削減できます。
(2)デメリット
①テレワーク(在宅勤務)環境の用意(パソコン、ネット環境、机、椅子、電気代等の光熱費等)
2020年4月、5月頃は、一時的と考えていましたが、6月以降になると先が見えないということで、今後も長期にテレワーク(在宅勤務)できるように環境を準備している人が多いです。水道光熱費は今までよりも+1万円くらい増えました。特に夏場は1日中クーラーつけっぱなしだからね。また、机と椅子が今までなかったので、ニトリで机と椅子は購入しました。部屋が狭いので、折りたたみの机と椅子です。
普段は部屋の隅に折り畳んで置いて、利用するときに組み立てています。ただ、折りたたみの椅子のせいなのか、安かったせいなのか、少し腰痛気味になりました。そこで、ちゃんとした椅子を買おうと思ったのですが、いつまで在宅か分からないので、あまりいいものを購入しても、使えなくなったら嫌だな。。。と思い、購入するのではなく、月額定額の家具サービスを使って椅子を借りました。これなら、会社でテレワークがなくなっても、返せばいいので、気軽に購入できました。下に写真を載せます。これが、おしゃれで安くて、尚且つ腰にも非常にいいのでご紹介します。結構気に入って在宅勤務が楽しくなってきました!
いかがでしょうか。これで月額800円です。もちろん、借りる家具によって金額が違います。CLAS(クラス)というサービスですが、他にも定額制のサービスがあるので、色々試してみてもいいかもしれません。今度はリビングのソファも借りようと思っています。
必要なときに必要なだけ借りることができる 家具家電のサブスクリプションサービス「CLAS」
②ツールが使えない
特にオンライン会議の時が顕著ですが、ネット環境やオンラインシステムの問題で、オンライン会議に入れなかったりします。また、仮想デスクトップを使っている場合、午前中は全社員が仮想デスクトップに同時接続するので、午前中は接続できないことも多かったですね。流石に最近は無くなりましたが。
③通勤手当が出ない
当たり前ですが、通勤しないので通勤定期を購入しません。土日外出する際には、交通費はかかりますね。
④スケジュール管理、報告書が増える
管理者は遠隔地で管理する必要になるので、1日単位でスケジュールを提出することが求められます。現場によっては、管理者が決まった時間に連絡が来るそうです。管理する側もされる側も大変ですね。
⑤コミュニケーションがなくなる
仕事以外では繋がらなくなるので明らかにコミュニケーションが無くなりました。特に仕事上関係ない人とは話さなくなります。
3.【現役SEが解説】テレワーク(在宅勤務)の1日の流れがわかります!
私の現在のスケジュールです。現在は開発案件を担当しています。
午前中(8:30-12:00)
・スケジュール、メールチェック
・休憩
・お客様に説明する資料作成
午後(13:00-17:00)
・全体会議
・休憩
・お客様からの問い合わせ対応
午後のお客様からの問い合わせ対応以外は、計画通り進んでおりました。従って、在宅勤務は自分の思った通りにスムーズに進むことが多いです。ストレスは圧倒的に減りますね。
4.【現役SEが解説】テレワーク(在宅勤務)が主流になると客先に常駐することは無くなりますが、システムエンジニアの仕事は無くなりません
テレワーク(在宅勤務)のメリットやデメリットを知っていただいた上で、今後についても話したいと思います。今の所、IT業界は、飲食業界、観光業界、製造業界ほどの大きなダメージは受けていないと思います。でも、このままコロナが収束しない場合は、IT業界も必ず影響を受けます。そのような事態になった場合にどうなるのか。私なりに考えてみました。
・場所は関係なくなる
もう、場所という概念は無くなります。そうなると、お客様先に常駐する働き方は無くなります。また、IT業界の仕事は比較的にテレワーク可能な業界なので、場所の影響を受けることは少ないと思います。
・成果主義になる
そうなると、お客様先で常駐しながら働くメリットは無くなります。その辺りは、以前のブログ(客先常駐システムエンジニアのメリット・デメリットをお伝えします!)をみてください。
つまり、そこに「いる」ことが仕事ではなく、どんな成果を出すかが求められるような気がします。本来あるべき姿になるのでしょうか。従ってシステムエンジニアに求められる仕事の質は変わってくると思います。
・労務管理は必要なくなる
成果主義になるということは、労務管理は必要なくなります。従って、いつ働いても、どこで働いてもいいことになります。
最後に。
最近の社会情勢を見ると、今後もテレワーク(在宅勤務)が当たり前になってくる気もしています。それくらい、テレワーク(在宅勤務)のインフラが揃ってきています。私自身は、テレワーク(在宅勤務)は働きやすくて非常に精神的にも落ち着いて仕事ができる気がします。そして場所の概念がなくなるに伴い、客先常駐のシステムエンジニアの働き方は変わりつつあります。従って、受け身のシステムエンジニアの仕事はなくなり、自ら問題点を発見し、解決するような主体的に行動できるシステムエンジニアの需要が高まる気がします。
2020年11月4日追記情報!
世間では、少しずつ電車も混んできており、一見すると通常に戻っているように見えます。
でも、IT業界では当面も在宅勤務が継続する様子です。
特に大手企業は、政府からの指示もあり、可能な限り在宅で出来る仕事は在宅で対応するように求められています。
なぜなら、テレワークで従来通り仕事が出来るということが分かったからです。
また、企業としても出張や事務所の経費も抑えられるからです。
この傾向は、一過性のものではなさそうです。
また、今後については、様子を見ながら追記できればと思います。