こういった素朴な疑問に答えます。
ポイント
✔︎本記事の内容
1.【現役SE男子が思う】文系女子のココが凄い
2.文系女子でもシステムエンジニアで活躍できる理由3つ
3.女性システムエンジニアがきついと感じたこと
4.今どき女子の働き方
5.入社前にこれだけはやっておきたい3つ
この記事を書いている僕は、
現在でもSEで仕事をしており、大学での面接講師経験があり、過去1000人以上採用面接や新入社員教育担当として様々な経験をしています。
こういった僕が解説していきます。
1.【現役SE男子が思う】文系女子のココが凄い
その1.気配りが出来る
システムエンジニア の仕事は、会議や資料を作成することがあります。例えば会議で出席者を集める際に、事前に資料を配布したり、議事録を作成するなどの細やかな気配りができる方が多い印象です。
その2.コミュニケーションが半端ない
システムエンジニアは一人で仕事するよりも、ある程度役割があり、周囲と連携する必要があります。その際に、文系女子は、率先してコミュニケーションをとることが出来ます。男性陣は黙々と作業をする傾向になりますが、女性は周囲を巻き込んで話し合って物事を進めていくことが出来ますね。
その3.負けず嫌いで向上心がある
理系出身者と比べて知識が足りないと感じているので、入社してから取り戻そうと努力している方が多いです。資格も取得している方も大勢います。
その4.ズバッと主張できる
女性全般に言えることもありますが、忖度なしで上司にも主張することが出来ます。男性は結構、上に弱い傾向があるので、女性の意見は耳が痛いこともありますが、目がさめる時もあるので大変貴重ですね。
その5.華がある
これも女性全般に言えることもありますが、職場が明るくなります。洋服など色使いが綺麗だったり、職場が華やかになりますね。昔男性だけのタコ部屋で缶詰で仕事をしていた時は、変な匂いしたもんな〜(笑)
2.文系女子がシステムエンジニアで活躍できる理由3つ
よく聞かれる質問ですが、全く問題ありません。理由は3つあります。
ポイント
理由①:業界が抱える慢性的な人手不足
理由②:文系女子の強みを生かせるから
理由③:文系女子に向いている仕事があるから
順番にご説明します。
理由①:業界が抱える慢性的な人手不足
以前のブログ(知識ゼロでもシステムエンジニアは採用される5つの理由)でもご説明しましたが、このコロナ下でも非常に有効求人倍率も高いので今後も慢性的に人手不足は解消しそうにないからです。IT業界は理系中心で採用していましたが、ここ数年は文系もかなり採用しています。最大手のNTTデータは新卒文系出身者を4割近く採用しています。
理由②:文系女子の強みを生かせるから
上記1.「【現役SE男子が思う】文系女子のココが凄い」でご説明しましたが、この業界は文系女子の強みを生かせるので、非常に適職だと思います。
理由③:文系女子に向いている仕事があるから
例えば、文系女子の仕事で需要があるのは、ヘルプデスク業務です。ヘルプデスク業務とは顧客からの技術的な問い合わせや、社員からの製品の使い方、トラブルなどに関する問い合わせに対応する仕事を指します。 情報システムやソフトウェアの使い方やシステム障害発生時の対処法などを電話やメール、チャットなどで答えるのが主な業務であり、コミュニケーション能力のみならず技術的な知識も必要な職種です。マニュアル等も揃っているので、新入社員が最初に配属されやすい仕事です。特に文系女子の強みが生かせる仕事ですね。
3.女性システムエンジニアがきついと感じたこと
では、実際に女性システムエンジニアがきついと感じているだろうことを男性目線で話したいと思います。
・勤務時間について
以前よりも長時間勤務は減ってきています。理由は、きつい現場だと人が定着しないからです。どんどん辞めていく現場は、業界で有名になります。そうなると新しい人も入ってこないので、悪循環になりますからね。ただ、納品前やトラブル時は今でも残業することになります。場合によっては休日出勤することもあります。
・ストレスについて
周囲も気をつけているので、以前よりもストレスを与えるような言動は減っています。昔ですが、資料を持って行った際に目の前で資料を捨てられたこともありましたが、今はそのような環境はないですね。もし、あったら早めに脱出してください。
4.今どき女子の働き方
最近は、産休した後に復職するのは当たり前になってきています。私の会社もここ5年くらい前から100%復職されています。私たちのようなお客様先に常駐するエンジニアを抱える会社の場合は、昔は復職先が見つからなかったのですが、最近は逆に産休前に常駐しているお客様からお声がかかるパターンが多いですね。しかも、最近のテレワークの普及から、今後は女性の復職はもっと増える気がします。
いかがでしょうか。
ここまで説明しても、
そう思われるかもしれません。確かに従業員の男女比の数値を見ると、女性の割合は2割しかいません。でも過去4年前と比べると、急激に割合が増えています。(JISA調べ)
2019年度:20.4%
2018年度:19.3%
2017年度:16.4%
2016年度:13.1%
これは、どんどん新卒は女性の割合が多くなっていることを意味しています。従って、学生からすると年齢が近い女性が徐々に増えているので働きやすい環境になっていると思います。システムエンジニアとして手に職がつけられ長く働けるのは、女性としても非常にメリットがあると思います。
5.入社前にこれだけはやっておきたい3つ
最後に、入社前にやっていただきたいことは、前回のブログ(【現役SEの本音】文系でもシステムエンジニアとして活躍できる3つの理由)で説明しておきました。共通する部分があるので、ぜひ参照してください。